<企画メシ1> 言葉の企画 / 阿部広太郎さん

企画メシ……

企画でメシを食っていく……


いやはやすごい世界でした。

これから巻き込んだり巻き込まれたりする人への説明文として、また、融資してくれた両親へのレポートも兼ねて、今後この、企画メシの感想・考察を綴っていきたいと思います。


ドキドキしすぎて、出席番号が1番ということもあり始終震えた声で自己紹介プレゼンをしてしまう、穴があったら入りたい幕開けをした私の企画メシですが、企画をして世の中を生き方を変えたい、変わりたいと思っている、阿部さんをはじめとても温かい人たちが集まっている場所でした。

ビジネスコンテストやアイディアソン?(あんまり行ったこともないけど)のようなガツガツした感じはないものの、お互いのいいところを繋げていって、みんなでこの企画課題の苦しい6ヶ月間を走り抜けようね、とでもいうような雰囲気を感じています。


そもそも企画メシとは、簡単に。

今年も3倍ほどの選考があったようです。


企画メシ

企画とは、面白いことを企むこと。世の中を楽しくすること。

企画力がある者はきっと、どこの業界でも楽しく生き抜いていけるはず。

企画する力をはぐくみながら、仲間を見つけられる場をつくりたい。

その思いのもと、電通のコピーライター阿部広太郎さんをモデレーターに迎え、

毎回のテーマごとにお招きしたゲスト講師にお話を伺っていきます。


確かに、行ってみると「今の私で、ここに関われてよかった。これより早くても戦えなかったし、これより遅くても伸び率が少なくて素直に頑張れなかった」と思った。

周りを見ても、何かをやりたいと考えているような芯のある大人ばかり。広告系やデザイナーも多くいて、なかなか普段の生活では交わらない方々ばかり。人は環境生物だから周りにどんな人がいるかでいくらでも変わっていくと思う。

これは絶対おもしろい。


それと同時に、どこか斜に構えていて、どうせ他にも人生懸けてやりたいことはあるし、企画メシはいい感じにやって上手い回答を盗めればいいとか、たかをくくっていた私に気づきました。でも本気でやらなきゃ、自分のやったことに対して最高のフィードバックは得られない。本当の貴重なチャンスを半分以上無駄にすることになる。講義を聞いてるだけじゃ半分にもならない、課題を本気でやって+講義だから吸収できるものがあると。

私は2時間しか課題にかけていなかった、熱量が全然足りない。いつもは、「どうせ論理的思考と他人へ説明する力は苦手ですよ、そういうことは得意な人に任せればいいと思うの、はいはい。」という心があったのですが、自分でもここまでができてここからができない、と、阿部さんの赤をポジティブに受け取れたので、いい波に乗っていきたいと思います。



そう。

苦手は苦手のままでもどうにかなる。人前でうまく喋れなくても、うまく言葉にできなくても、それが得意な人を巻き込めればどうにかなる。

そう思っていたけれども、もう若者じゃないしアウトプットをコントロールできないということを本気でどうにかしていきたいと思いました。久しぶりに評価していただく場に立たされて悔しいとかいう感情に。


何をメモしたら、この企画メシでの体験を取っておけるのか迷ってしまったので、まだ8割も消化できていないのだと思います。

もう少し自分ごと化する時間なのか、話し合いの場なのか、欲しい。それが課題なのかもしれませんが。


<阿部さんの言葉で響いたこと>

・差別化ではなく、本質化

・原体験こそ、原動力

・企画は行動と発信の両輪

・「たとえば」経験⇆「つまり」本質

  └この例をを考えるための良質な問いが重要

・才能はかけた時間

・相手のことを考える(実現可能性、読みやすさ)


<勝手に反省したこと>

-パワポの使い方を侮らない(ページ構成、フォント、余白、印象)

-喋りが下手なのは意識的に直そう

-細部へのこだわりが怠りがち


ここ2年くらいコンセプトの強いダンス作品を作る時に、問いを立てまくって、広げて広げて、人に伝わりやすくピントを合わせて、という講義での手法と同じ思考回路を(おそらく電通の友人と一緒に活動していたから)やっていたので、講義が終わるまでに自分の思考する時の道具として確立したい。


また、仕事で使えそうとか、自分ごと化するという観点を常に忘れずに講義を受けます。

そして、課題に対しても事あるごとに企画生や講師の方々に「ダンスとアートの人」と覚えてもらえるように頑張ります。

まずは好きなフォントを見つけます。


▼自戒も込めて第一回目課題

https://drive.google.com/open?id=1Yd-8priA1Qo2EODQLVMUEQ4zcI8eNfQz

夏目漱石は「I love you」を 「月が綺麗ですね」と訳しました。

2018年、今のあなたなら、何と訳しますか?

その訳した言葉(コピー)に至るまでの思考回路を、企画書にまとめて提出してください。


▼講義内容についてはCAREER HACKさんが事細かにまとめてられます!

コピーライターじゃなくても知っておきたい、心を掴む言葉の作り方

http://careerhack.en-japan.com/report/detail/966 

唯、凛として。

生きる為の小さなこだわり。 そして私の生きる根源になっている、 コンテンポラリーアート/ダンス、ヨコハマの街について、 此処に手持ちのノートのように記していきたい。

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